柏中学高等学校

「創造性の開発と個性の発揮」の校是の下、伸びやかに人間性と学習を育む6年間

柏
所在地 〒277-0033 千葉県柏市増尾700番地
面積(校地) 44,842.02m2
建物(校舎8棟他) 15,685.63m2
アクセス 東武野田線「新柏駅」よりスクールバス5分、徒歩25分
JR常磐線「柏駅」よりスクールバス?東武バス15分

校長あいさつ

「創造性の開発と個性の発揮」の校是の下、 伸ひ?やかに人間性と学力を育む6年間

本校は芝浦工業大学の付属校として、1980(昭和55)年に新たな高校教育の創造を目指して柏市増尾の地に創設されました。その後、1990(平成2)年から男女共学となり、1999(平成11)年には中学校を開設して中高一貫教育にも乗り出しました。

建学の精神として「創造性の開発と個性の発揮」を掲げ、おおらかな進学校として着実に成果を上げ、今日に至っています。ここまでの道のりは決して平坦なものではありませんでしたが、「目指す学校像」においては、数年先を視野に入れた「中期目標と方策」、各年度の「教育活動の重点目標」に加え、内外からの評価結果も分かりやすくまとめて公表しています。教職員一丸となって目標管理を意識し、よりよい教育実践に努めているところです。

そして、2008(平成20)年度まで5年間、文部科学省よりスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受け、高等学校の新たな理科実験教育のプログラムを開発しました。2018(平成30)年度からもSSHの再指定を受け、芝浦工業大学の協力を得ながら、理数教育に特徴のある一貫校として取り組み続けています。さらに、近年はこの教育プログラムを発展させ、文系?理系の枠組みにとらわれない課題探求活動も実践しており、高い評価をいただいています。

本校は1学年あたり中学校が5クラス、高等学校が基本7クラスの学校として、担任団が学年の全生徒を熟知しているため、生徒?教師間の人間関係が密接です。入学後のクラス編制を工夫し、全体の学力をきめ細かく底上げするシステムと指導力を備えています。推薦?一般入試の別にかかわらず、生徒はどの大学でも自由に受験できます。PTAには、年2回の「仕事塾」で生徒のキャリア教育を支援して頂いています。総合学習は開校以来独自の方式で定着し、生徒の人格や教養を高める上で大いに役立っています。

私どもは開校以来培ってきた自由闊達な校風を大切にしながら、社会の転換点である現代において、将来的に創造性に満ち、グローバルに社会に貢献できるような生徒を育ててききたいと教職員一丸となって取り組んでいます。

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                                   校長 中根正義

芝浦工業大学柏中学高等学校の特徴

総合的な教養力と受験力の向上につながる教育
芝浦工業大学柏中学高等学校は、進学を重視しながらも、地域に愛される学校を目指すとともに、創意あふれる授業を通して生徒に幅広い視野と教養を身につけさせ、教育の理念である「創造性の開発と個性の発揮」を生かした、健康的で人間性豊かな生徒の育成を目指しています。授業と授業以外のさまざまな教育活動をきめ細かく織り込むことで、総合的な教養力を向上させ、生徒の人格や教養を高めることができます。
 
生徒の自学自習、主体的で協働的な取組が学力定着?向上に結実するように、2017 年度からは学校独自に作成した「SK学習ルーブリック」の運用を開始。ルーブリックの有効な活用方法、様々な「勉強の仕掛け」や「学力を伸ばす仕組み」を各学年会、各教科会で検討し、生徒自らが目標を立て、現状を冷静に見極めたうえで、目標達成に向けて具体的対応策を考え行動に移すという今後の自己実現に欠かせない能力の涵養に努めています。

自己実現を支援するカリキュラムの骨子

【中高6年間の総体系】
 中高6か年を2年ごとに分け、「ホップ」?「ステップ」?「ジャンプ」の3段階で進路実現を目指します。
 
「ホップ」期(中学1?2年):国数英を中心に基礎学力を涵養し、学習習慣と意欲を身につけ、学力の土台を根付かせます。教科外として、環境理科教育としてのグリーンスクール、文化祭や運動会などがあります。
 
「ステップ期」(中学3年?高校1年):自分の「夢」を、目標という具体的な形にします。さまざまな学校活動?行事において、「環境?情報?国際」の教育テーマの総仕上げを行う時期にもあてます。教科外として、海外ホームステイ研修などがあります。
 
「ジャンプ期」(高校2?3年):文系理系に分け、目標の通過点である大学受験を真摯に意識させます。特に高校3年次においては、独自のカリキュラムの下、各自の受験科目に合わせた学習に取り組みます。教科外として、研修旅行などがあります。
 
【高校3年間の体系】
 併設中学校からの連絡進学生(中入生)と高校からの入学生(高入生)は、1年入学時点での国数英の進度に差があるため、1年次は別クラス編制となります。高入生は毎朝25分間のモーニングレッスンにおいて国数英をより多く学習することで進度差を埋めます。2年次に文系?理系に分かれるところで、中入生と高入生が混ざりますが、一部科目では習熟度別授業を取り入れ、きめ細かな学習指導を行っています。3年次には、各人各様の個別コース制ともいうべき、きめ細かな選択授業を少人数で展開し、進路目標の実現を図ります。