乱流輸送工学研究室

Laboratory of Turbulent Transport Phenomena

流れの”乱れ”が生み出すエネルギー輸送のメカニズムを解明する

後退翼面上の流れが乱流に遷移する様子のコンピュータシミュレーション(JAXA、東京理大との共同研究)

私たちの生活は空気や水などの流体の”流れ”に囲まれています。流れは一般に、乱れのない整った状態である”層流”と、乱れた状態である”乱流”の2種類に大別されますが、私たちが日常的に目にする流れのほとんどが乱流です。乱流では、流れに生じた様々な大きさの無数の”渦”が複雑に相互作用することで運動量や熱などの輸送を促進するので、層流に比べて流れにより生じる抵抗や熱伝達が著しく増加します。こうした乱流による輸送現象のメカニズム解明は、航空機?車両といった乗り物や冷暖房等の流体関連機械の高効率化につながるため工学的に極めて重要です。本研究室では、乱流による輸送現象の解明を目指して様々な流れに関する研究を行っており、JAXA?東京理科大学?電気通信大学等、外部研究機関との共同研究も積極的に行っています。

工学部 機械工学課程 先進機械コース / 理工学研究科 修士課程機械工学専攻 / 理工学研究科 博士課程地域環境システム専攻
乱流輸送工学研究室
担当教員 河田 卓也
キーワード
乱流、エネルギー輸送
研究室の場所
豊洲キャンパス研究棟 3F 03C32-a

この研究室が取り組んでいるSDGsの活動

  • 産業と技術革新の基盤をつくろう
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 気候変動に具体的な対策を

学べる分野

  • 流体力学
  • コンピュータシミュレーション?計算力学
  • 流れ(乱流)による抵抗?熱伝達?物質混合の解析

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