「JST次世代研究者挑戦的研究プログラム」に本学の提案が新規採択されました

2024/04/08
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321日、国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)が発表した「次世代研究者挑戦的研究プログラム」に本学の提案が新規に採択されました。
博士後期課程の学生は、日本の科学技術?イノベーションの将来を担う存在ですが、近年、「博士課程に進学すると生活の経済的な見通しが立たない」「博士課程修了後の就職が心配だ」といった理由から、修士課程から博士後期課程への進学者数や進学率が減少傾向にあり、危機的な状況が指摘されています。
本事業は、大学の研究室などの既存の枠組みを越えて優秀な博士後期課程の学生の選抜などを行う事業統括を選定し、当該事業統括により選抜された学生に対する生活費相当額および研究費の支給や、キャリア開発?育成コンテンツの提供を始めとする多様な支援を行うものです。
今回新規に採択された本学からの提案である「国際連携?産学官民連携によるシグマ型博士人材の育成」(事業統括:副学長?中村仁教授)は、分野融合的な国際連携、産学官民連携プロジェクトへの参加支援を核として、多様な職業選択が可能となるためのキャリア開発?育成を行い、多様な知を統合してイノベーション創出に貢献する「シグマ型博士人材」の育成を目指すものです。 
詳細は、以下の国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)のウェブサイトをご確認ください。

SPRING概要図シグマ型博士人材の育成ヴィジョン